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アルバム「Aeolian Boyage」

1.黒い森
2.エーゲ海
3.スペインの風
4.朧月夜
5.モルダウ
6.さくら さくら
7.カリフォルニア・ハイウェイ
8.ディープ・フォレスト
9.キャプテン



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http://www.koufuu.com

2015 年4 月インドからギリシャへ向かう豪華客船の船上でエオリアンデュオ は誕生しました。
「エオリアン」は風に吹かれて音を鳴らす、ギリシャ神話の「風の神」に由来。 太平洋、インド洋、紅海、エーゲ海と、海の色も変わり、吹く風も様々。 川が森を育み森が海を守る。そして海は雨をもたらし、再び大地を潤します。 私たちの音楽は、そんな自然からインスピレーションをもらい生まれます。

ジャズやフラメンコ、ケルト音楽、西洋クラシック音楽や邦楽も融合して、聴く者を旅に誘います。 どうぞお楽しみ下さい。2015 年4 月インドからギリシャへ向かう豪華客船の船上でエオリアンデュオ は誕生しました。
「エオリアン」は風に吹かれて音を鳴らす、ギリシャ神話の「風の神」に由来。 太平洋、インド洋、紅海、エーゲ海と、海の色も変わり、吹く風も様々。 川が森を育み森が海を守る。そして海は雨をもたらし、再び大地を潤します。 私たちの音楽は、そんな自然からインスピレーションをもらい生まれます。 ジャズやフラメンコ、ケルト音楽、西洋クラシック音楽や邦楽も融合して、聴く者を旅に誘います。 どうぞお楽しみ下さい。

プロフィールProfiles
ブルース・ヒューバナー/ 尺八    http://brucehuebner.com10 歳よりクラシックフルートを、14 歳からジャズサクソフォンを始める。1983 年来日、琴古流尺八を始める。東京芸術大学邦楽部修士課程に初の外国人として初めて修了、故人間国宝山口五郎に師事。オリジナル曲はテレビ、ラジオでもよく聞かれ、NHK 衛生放送、2014 音舞台( 奈良薬師寺)、「ぶらり途中下車の旅」等に出演。東日本大震災後被災地を80回以上のコンサートを重ねている。

諏訪光風(すわこうふう)/ ギター   http://www.koufuu.com
13 歳から独学でギターを始め1985 年にプロ活動を開始。現在、リーダーバンド「Wind Groove ウィンド・グルーヴ」を中心としたライブ活動に加え スタジオワーク、ライブサポートなどプレイヤーとしては勿論、コンポーザーとして楽曲の提供やプロ デュースに関わる活動も意欲的に行っている。夢弦ギター教室主宰。
自然体なアコースティック・サウンドを追求する 超ジャンル思考のギタリスト。

「Aeolian Boyage」
風船に導かれてふわりと舞い上がった子供が世界を旅する時に
どんな風景が見えるだろう。
風に乗り、海を渡り、森を見下ろす。

解説 阿部 哲也 (Tetsuya Abe)

サラウンド音源を制作したいと音楽レーベルHD Impression を立ち上げ、ワンポイント録音によるクラシック演奏家の作品を中心にリリースして、早くも1年が経ちました。サラウンド音源の魅力は、目の前で演奏しているかのように、立体的に聴こえるところです。このように録音した音源は、ステレオの時でも、臨場感は維持され、スピーカー位置より遥かに大きなステージ、音の高さ、奥行き、広がりを感じることが出来ます。今回の新しい取り組みは、録音スタジオでのサラウンド制作です。録音スタジオでの特色は個々の楽器の特性に合わせたマイクセッティングが出来るため、繊細な音が録音出来ます。またホールと違いお互い違う部屋で演奏するため、後に曲のイメージに合わせてお互いを調整することで、より細かな表現が可能となります。尺八は、レンガと木でできた天井高のあるメインブースで演奏してもらい、中心にサラウンドマイクを置き、楽器と部屋が響く丸ごとを録音。アコーステイックギターは、響き過ぎない小さめの部屋で、目の前で演奏して聴こえるように立体的に録音。部屋全体の空間を録音した尺八と、楽器を立体的に録音したギター、2つの空間を合わせる事で、楽曲と演奏をより分かりやすい作品に仕上げる事が出来ました。
目を閉じて聴こえてくる音で、このアルバムのコンセプトでもある世界の景色を感じ取って頂ければ幸いです。また、興味を持たれた方は、配信でハイレゾ、サラウンドもございますので、お楽しみ下さいませ。

尺八とエオリアン
尺八は英語で ”shakuhachi” と言いますが、直訳しますと “Bamboo Flute” ( 竹のフルート) とも言えます。よくお客様に『尺八はフルートに似ていますね。』と言われますが、フルートですので鋭いご意見だと思います。ただし尺八の伝統的な奏法にはフルートでよく使われるタンギングはほとんどありません。音の立ち
上がり、発音には指当たり、息当たり、スリ上げ等の非常に豊かな音色の日本的なパレットがあります。この自然でアバウトな技法、美学的なスタンスは尺八の一つの大きな魅力です。またフルートとの大きな違いはその構造で、特に歌口の作りが、歌口はフルートのembouchure hole の 3倍以上大きく、唇と首の角度
の調整により『フレットのない笛』というべき自由な表現ができます。角度を下に傾けると『メリ』(フラット)、と上にすると『カリ』(シャープ)の奏法で、日本のモード(都節音階、民謡音階、琉球音階等と、西洋のエオ リアン、ドリアンモード、ブルーズ音階、スペイン音階は勿論、いわゆる『ド。レ。ミ。。。』は十
分できます。ちなみにこの『メリ、カリ』は有名な『首振り三年、コロ8 年』や『メリハリをつける』と言う表現の語源です。尺八のルーツ音楽である虚無僧の世界の音色は非常に面白くて、表現豊かです。私はエオリアン デュオのサウンドにこの伝統的な奏法は欠かせないと思っています。






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